トップページ良く解らない人(若葉マーク)絹糸の価格の計算方法

糸の若葉マーク ⑥   絹糸の価格の計算方法

糸の種類が決まれば、お客様でもある程度簡単に合計金額を計算して頂けます。
計算方法は解れば簡単ですので一度で良いのでじっくりとご覧下さいませ。

それでは料金の計算方法をご説明していきますね!
「ご注文内容」によってもちろん商品の項目は変わってくるのですが、おおよそこのような感じになります。精練が不要な方はもちろん省いて計算します。


絹糸を精練して発送する場合、解りやすく説明するとこれだけ必要になります。


①糸代
②精練代
③送料・代引手数料
④消費税



もう少し詳しく説明すると、、、

糸の種類が1種類の場合は「糸代A」のみ。
糸の種類が2種類の場合は「糸代A」と「糸代B」になります。
それ以上の場合は、同じように増えていきます。


絹糸の価格計算


①ご注文は少量からでもOKですが、糸の種類にもより10カセ以上からの絹糸もあります。
②精練代(精練の種類によりますが1回のご注文につき2500~3000円)
③送料500円(税別)は糸代が税抜20000円を越すと当社が負担させて頂きますので無料!
③代引き手数料300円(税別)はご注文金額が10000円を越すお客さまは無料!


※お送りする絹糸は精練により25%近く軽くなります。これがセリシンの重さです
  出来る限り糸の綾を乱れさせない為、糸に負担をかけない為、出来れば精練は当社にお任    せ下さい。実際ほとんどの方(90%ぐらいの方)は精練を当社に依頼されます。
※現在、石鹸精練も価格が上がり3000円になります。








お解り頂けましたか?
数量が少ないと加工代のウエイトが高すぎるんです。
だからご注文の際は出来るだけまとめて下さいね!友達と割ればお得っ!
また、1種類の糸が5kg以上になると1割引、10kgを越すと2割引の特別値引きがありま~す。
※糸の種類によっては割り引き出来ない糸もございます。


それでは今度は2種類の絹糸をご注文する場合を見てください!






かなりお解り頂けたのではないでしょうか?


糸の種類が3種類になっても同じように1行増えるだけで計算方法などは同じです。

ご注意頂きたいのは送料が無料になるのは「糸代の合計金額」で、精練代は合計に含まれませんのでご注意下さい。(目方販売の商品などは送料無料になる数量で発送と言うご注文もOKです。そんなご注文も、、、あると思います!笑)

それと何度も言いますが、お送りする絹糸は精練により25%近く軽くなります。
これがセリシンの重さですのでご理解くださいね~


以上、少しややこしかったかもしれませんが、久しぶりの算数?ご理解頂けましたでしょうか?
絹糸は案外お安い!?のでは無いでしょうか?



また解らない場合はお気軽にお電話でお問合せ下さいませ。


    絹糸の価格は決して高くないんです。これを読めば絹糸が安いと思える


絹糸は昔から高価な糸と思われている方がほとんどだと思いますが 何を持って高価!? と思われているのでしょうか。

「重さ」と「価格」を比べてみれば当店ではほぼ同じ価格帯の絹糸 が沢山あります。
21中4本双・21中8本双・21中8×2など・・・
1kgあたりの価格で言うと17000~18000円とほぼ同じなんです。
同じ原料に対して撚糸の加工代が少し違うだけですから、、、 ほぼ同じ価格。

実際、私はこの感覚です。
ただこれはあくまでも同じ「重さ」についての価格!
皆さまが別の角度からご覧になると全く違います。

では何処が違うかと申しますと、、、

「同じ重さでも糸の太さにより長さが全く違う」のです。
そして、上記の糸の長さと重さを比較してみるとこのようになります。

A 21中 4本双=5080m= 50g 17000円/kg
B 21中 8本双=2540m= 50g 17000円/kg
C 21中16本双=2540m=100g (=21中8×2) 18000円/kg

当たり前の事ですが 太さが2倍で、同じ重さの場合は1/2の長さ(AとBを比較)
太さが2倍で、同じ長さの場合は2倍の重さ(BとCを比較) になります。

これは皆さますぐにご納得頂けますよね! と言う事は、、、 kgあたりほぼ同じ価格の糸でも上記の詳細を見て頂ければ 長さで計算すると実は2倍・4倍の価格の差があるんです。
実際の詳細を長さを合わせて見て頂くとこうなります。

A 21中 4本双=5080m= 850円(2540m=300円)
B 21中 8本双=2540m= 850円
C 21中16本双=2540m=1800円 (=21中8×2)

これを見て頂くと、、、 A 21中 4本双=5080m= 850円(2540m=425円) めっちゃ安くないですか?絹糸ですよ! 私もめっちゃ安いと思います。(笑)

ちなみに、私が釣具店で購入しているナイロン製の釣り糸は 「100mで1500円」もちろんもっと安い糸・高い糸はありますが 「2540m=325円」よりも安い糸は釣具屋さんにはございません。

だから糸の価格って難しい&解らないんです。
ちなみに当店の撚糸で一番安い糸(あくまでも長さに対して)は 21中2本双=5080m=25g=425円!決してびっくり価格ではありません。(笑)

そしてこの糸はどう思われますか?安い!? 14中2本双=5080m=16g=464円
実はこの糸は当店でもっとも単価の高い(あくまでも長さに対して) 撚糸「29000円/kg」なんです。
29000円と言う部分を見ればあきらかに高いですよね!※現在は販売しておりません。

逆に一番太い糸は280mで4400円


さ~皆さまの頭がこんがらがった所でちょっと違う話!(笑)

あるお客様が整径をする為の経糸のご相談を私にされました。
整径本数と整径長はお客様が計算されて合計20000mの糸が必要。

A 21中 4本双=5080m= 850円 だと4綛=3400円
B 21中 8本双=2540m= 850円 だと8綛=6800円

織物を作ると言う意味では「A」の方がもちろんお安く出来ます。


ただ良く考えてください!
安い糸(あくまでも長さに対して)=細い糸と言う感覚で織物を作る と出来上がりの織物は経糸密度が薄い=織物が薄くなるんです。

当たり前の事ですが値段を抑えれば物も変わります。
糸の太さを細くする場合は筬密度をあげないと大きく変わります。
あくまで織物は「経糸」・「緯糸」・「筬密度」・「打込み」の バランスによって出来上がります!
色々な角度で考え楽しい織物製作をご計画くださいね!
次回は今更ながらですが、、、糸の価格の計算方法をお送りしたい と思います。

では、ばいば~い!

ページの先頭へ ページの先頭へ